[表彰式]管理部門の表彰って何を評価基準にすればいいの?
特定人物からの推薦は不公平感が生まれる
表彰式は、社員の功績を称えることで組織全体のモチベーションアップも期待できる貴重な機会です。営業部は営業売上実績など、開発部は新製品開発など明確な評価基準があるので評価がしやすいです。トップセールスの営業マンや、開発の功労者など、客観的に見て一目瞭然な判断基準が存在するものでしょう。
その反面、管理部門の場合は、明確な成果の判断基準を設定していないことも多く、誰を選んで良いのかがよくわからないという例も多く見られます。そのため、組織の管理職による推薦で表彰者を決定したりしがちです。
しかし、本当にそれでいいのでしょうか?特定の人物による推薦で長年表彰者を決定していると、表彰者が偏ったり、個人的な人間関係が選定に影響したりと不公平な選出になりかねず、社員の不満の原因となってしまいます。
そこで、ハッキリとした「実績」を持たない管理部門ならではの表彰のコツを知っておくことが大切です。
明確な評価基準のつくり方
成果が数字となって表れにくい管理部門の表彰だからこそ、社員全員が納得できる公平な表彰者選出を心がけたいものです。そのためには、明確な評価基準の設定が必要不可欠となります。
例えば、クレームや書類の処理数で評価したり、営業や開発など他部門からのアンケートで表彰者を選出したり、グループ単位での経費削減率を競い合ったりと、方法はいろいろ考えられます。
チームごとに、経費削減や効率アップにつながる業務改善プロジェクトを毎期立ち上げ、その成果を社内全体で評価するという体制づくりも効果的でしょう。
管理部門を表彰するメリット
管理部門の表彰にあたっては、「利益を生み出していない管理部門を表彰する必要があるの?」といった反対意見もよく見られます。しかし、管理部門の表彰には大きなメリットがあります。
まず1つは、社内全体の一体感を創出すること。
一般に、営業部や開発部からの視点では、「利益を生み出さない管理部門は会社のお荷物」という不満を感じている人もしばしば見受けられます。
このような反感が会社全体の利益のためにリスクとなってくるのは言うまでもありません。そこで、表彰式の機会に、管理部門も営業部や開発部と同じく、会社を発展させるために立派な貢献をしているのだということを改めて評価してあげることはとても重要なことです。
2つめに、管理部門内でのモチベーションを刺激すること。
管理部門の中には、「どうせ頑張っても評価はされない」と諦めを感じ、業務改善や新しいチャレンジに消極的な人員が数多く居ます。表彰式は、このような疎外感をもっている管理部門の人員にとって大変いい刺激となることでしょう。
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