【5分で分かる社員総会!】目的や内容、基本知識を徹底解説
「社員総会」という言葉を、社会人であれば参加経験はなくとも、聞いたことがあるという方は多いと思います。
ですが、実際何をしているのかまでは分からないという方、案外いらっしゃるのではないでしょうか?
今日は社員総会とはどのようなイベントなのか、目的や内容について話をしていこうと思います。
そもそも社員総会って何?
社員総会とは、その名の通り、全社員が集まって行う会合のことです。
開催頻度や時期は企業によって異なりますが、多くが年に1回から2回、新入社員を迎え入れる4月、下半期の始まる10月頃に行っていて、中には企業の創立月に開催するところなどもあるようです。
全社員が集まる場なので、繁忙期などは避け、参加者が心にゆとりを持って集まれる時期に行うと良いですね。
ところで、検索サイトで社員総会について調べると「社団法人の最高意思決定機関のこと」といった意味が出てきます。
どちらも同じ社員総会で間違いはありませんが、実は中身は全く別物なので、混同しないように注意しましょう!
この記事では前の「全社員が集まって行う会合」の方の社員総会について説明します。
社員総会って何をやるの?
では、多くの企業は一体何を目的に社員総会を行い、どういった催しを実施しているのでしょうか?
目的に関しては、企業によって様々だとは思いますが、共通して言えるのは会社の業績報告や、今後の経営方針、戦略を共有することでしょう。
会社の方針が示されることにより、これから自分がどうすれば良いのか、業務においての目標が明確になりますし、業績に関しては部署の違う社員同士の共通認識となり、団結するきっかけにもなり得るでしょう。
それ以外に、一般的に実施されるプログラムは以下の通りです。
社員表彰
業績優秀だった社員や、努力をした社員に対し表彰を行います。
受賞者はより一層期待に応えようとモチベーションが向上しますが、参加している他の社員の刺激にも繋がるので、是非取り入れたいところです。
コミュニケーション
様々な部署、様々な拠点の全社員が集結するのが社員総会です。
普段接点のない社員同士の交流を深めるためのコンテンツを企画しましょう。
社員へのねぎらい
総会終了後に、飲食を通じ、社員の普段の業務をねぎらいます。
なお弊社調べによると、多くの社員は社員総会で、飲食に特に期待を寄せているということが分かっています。
毎回同じケータリングばかりではなく、工夫を凝らしたいところです。
オンラインという新たな形の社員総会も!
前述した例は、対面式の社員総会で定番のプログラムです。
最近では、コロナウイルスの影響により、オンライン社員総会という新たな形の社員総会を行う企業も増えています。
オンラインの場合、会場の熱気が伝わりにくく、途中離脱されてしまう可能性もあり、デメリットに感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そこを逆手に取り、配信ならではのこだわった演出や映像にすると満足度の高いものに仕上げることも可能なのです。
社員総会は、企画により有意義なものであれば、社員のモチベーション向上に繋がります。
目的やコンセプトを明確にし、それに合った素晴らしい企画を練っていきましょう。
社員総会をやるならいつ頃、何から始めれば良い?
それでは、社員総会を開催するとなった場合、一体いつ頃、何から準備を始めれば良いのでしょうか。
中には3か月前など、タイトなスケジュールで準備を行い、本番を迎えることもありますが、普段の業務を行いながらの準備はとても大変です。
不手際などがないように、また、より効果的で素晴らしい会にするためにも、弊社としては、およそ半年ほど前から準備を始めるイメージでいることをおすすめしています。
また、半年前の準備開始の段階で、企画を練るのはもちろんですが、予算を決めておくと、出来ること出来ないことの判断がつきやすくなるので、早めに確認しておくと良いですね。
社員総会はまたとないチャンス!無駄にせずフル活用しよう。
社員総会は、大企業であれば全社員が一堂に会するチャンス、中小企業であれば社員がより一層一丸となるまたとない機会です。
貴重な時間と費用を費やし開催するので、ただ盛り上がるだけ、ただ伝えるだけで終わるようなものではなく、目的を明確にし、社員のモチベーションを高めていけるような質の高い社員総会を目指しましょう!
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