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組織活性化
2021/09/28

「つながり」を結ぶインナーイベントとは

今まで以上に「つながり」を大切にしていく必要がある昨今、どうすればそのつながりを強く固く結ぶことができるのか。インナーイベント(社員総会)を開催しているのに、思うような成果が出ない、とお悩みの方は多いのではないでしょうか。

よく聞くお悩みとしては、
「定期的にイベントを開催しているのに、社員との絆が上手く結べていない気がする」
「イベントを開催しても、盛り上がりに欠ける」「会社の理念や戦略がなかなか浸透していかない」
といったものがあります。

「つながり」が完全にほどけてしまう前に、心が動かされるインナーイベントを開催することができれば、
その「つながり」は結び直せるかもしれません。

■インナーイベントで「つながり」を結ぶ

インナーイベントを開催しているのに「つながり」がほどけてしまう原因として、
インナーイベントがマンネリ化しているということがあるのではないでしょうか。

開催している社員総会を思い浮かべてみてください。その社員総会は「いつも通り」ではありませんか?
いつもの会場、いつもの進行、いつものコンテンツ。・・・もしそうだとしたら、少し刺激が必要かもしれません。「いつも通り」とは安定感があって安心できるものですが、「イベント」においてそれを当てはめてしまうと、それはもう「イベント」ではなく「日常」になってしまいます。

また、プランニングが不十分なイベントも、開催者・参加者ともに、ただ負担になるだけのイベントとなってしまう恐れがあります。インナーイベント = 負担 というイメージを変えない限り、伝えたいメッセージは受け取られることなく、「つながり」はどんどんほどけていってしまいます。会社のイベントだから強制的に参加させられている、という感覚を払拭させてあげることがポイントとなるのです。

では具体的に、「非日常」で「つながり」を結べる「イベント」とは一体どういったものがあるのか?
いくつかの事例をご紹介しながら、お話していきたいと思います。

■事例① ~N社の場合~

事業が多方面に展開し、業務が担当部署ごとに細分化・専門化。
その中で他部署に対して無関心になり、組織としての効率性と一体感が失われつつありました。

そこで当社は、社員総会を通じて「一体感」、すなわち「つながり」を結び直すべく、
制作をさせていただきました。

【社員総会】

会場:かりゆしアーバンリゾート那覇
参加人数:200人

アプローチ

各部署の機能を理解すること。それぞれの職務を通じ、会社として同じ目的に向かっていることを再認識することで、組織の一員としての一体感を醸成させること。
そのために、オープニング映像・クイズコンテンツ、といったコンテンツを実施。

効果

社内の相互理解と、部署や職域を超えての協力、情報の共有が促進されました。
その結果、組織としての一体感が生まれ、各部署間の「相乗効果」から事業場のリソースが広がりました。

「いつもの社員総会」の始まりに、「オープニング映像」を導入することによって、「いつもとは違う社員総会」だと印象付けました。それが参加者の心を開く刺激となり、話を聞く体制を作り出せたことから、それぞれの事業や業務の説明が上手く認識されていったのではないかと思います。

今まで社内で「何をしているのか知らなかった人」から「既に知っている人」に変わったことによって、
「つながり」を結び直しやすい環境を作りました。それを踏まえた上での「クイズコンテンツ」実施が、さらにコミュニケーションを促進するきっかけとなってくれたのではないでしょうか。

■事例② ~A社の場合~

C社の担当者と二人三脚で進めてきた会社活性化計画の目玉として、オンラインでの社員総会を開催することになりました。オンラインであることを利用して、いかに楽しみに没入してもらい、いかに組織の熱量を高め伝播させることができるか—――

そして、これまでよりもさらに自走していける組織になるよう、最高の催しにするにはどうすれば良いかを
ポイントに、制作をさせていただきました。

【オンライン社員総会】

配信プラットフォーム:Zoomミーティング
実施場所:某スタジオ(非公開)
視聴者数:約110人

アプローチ

最高の催し、ということで、アカデミー授賞式のような会場に仕上げました。グリーンバックスタジオでの背景合成を最大限に活用。非日常の世界を創出し、最後まで絶対に飽きないような内容、構成、演出を行いました。
全員参加型のコンテンツ(某感謝祭風のゲーム)を実施し、組織に楽しさと親しみを持ってもらうことで理念を浸透。最後には全社員で統一したZoomのバーチャル背景を設定し、組織力や一体感を体感してもらうことを意識しました。

効果

オンラインであるにも関わらず、参加者の熱気は最高潮。満足度も高く、ひとりひとりの熱量は強烈に高まりました。担当者の信頼も勝ち得ることができ、イベントにとどまらない組織活性化のご依頼へとつながり ました。

がんばってきたことを認められる、褒められる、というのは嬉しいものですよね。
受賞者にとっては会社への信頼度やモチベーションが高まります。

また、こうした非日常感のある場で称えられることによって、受賞をしなかった方も、「自分もあの場に立ちたい」と思えることで、他人事から当事者へと立場が変化します。
その結果、自分のこととして捉えられるようになり、イベントに積極性が生まれるのです。

■事例③ ~C社の場合~

こちらは表彰者のみがメイン会場で出演する、リアル+オンラインでのハイブリッド型を採用しました。
各社員が熱量高く自走し、目標点としていた場、会社の文化を絶やすことのないように、どうすればいいか。数千人規模となる全社員に向けて、リアル会場・視聴者ともに抜かりなく「同じ熱量」を浸透させることをポイントに、制作させていただきました。

【ハイブリッド社員総会・表彰式】

公開プラットフォーム:Workplace
実施場所:セルリアンタワー東急ホテル
視聴者数:約1800人(会場参加者は約160人)

アプローチ

リアルの参加者には得意の演出で熱意をしっかりと伝え、リモート視聴者にはオンラインの特徴を活用して演出をしました。リアル会場では表彰者全員にドレスアップをしてもらい、魅力的に見せることを意識。場内へのエントリーにはレッドカーペットを歩いてもらうことにより、最高の晴れ舞台であることを印象付けました。
配信画面もテレビ中継のような演出を随所にちりばめ、「あの素晴らしい場にいたい」という気持ちををかきたてました。

効果

リアル会場参加者はもちろん、リモート視聴の社員全員のモチベーションアップにつながりました。

さらに、ここに参加していた各事業部やグループ子会社の組織活性担当者が、このような素晴らしい催し(社員総会)をぜひ実施したい!と依頼が殺到しました。

数千人規模の全社員に向けて、会社の理念や戦略を浸透させるのは簡単なことではありません。
ですが、こうした最高の演出をともなったイベントにより、改めて会社の信頼性を認識し、モチベーションを高めていくことができるのです。

そうすると、イベントの度に「つながり」は強く、固く結ばれていきます。
ほどけかけていても、それに気付いてもらうことさえできれば、「つながり」を結び直してくれるかもしれないのです。

■おわりに

消えてしまわない限り、「つながり」は結び直すことができます。
ただ、自分から結び直そうとするには、よほどの何かがない限り、非常に難しいです。

そこで、会社から「非日常感 = よほどの何か」を提供し、「結び直そう」と思うきっかけを作っていくことが大切です。そうすることによって、もしかしたら「結び直す」だけでなく、「ほどけないように固く結んでおこう」という人も出てくるかもしれません。

また、自分から行動することによって、多少の揺らぎ程度ではほどけない「つながり」が生まれます。
その「つながり」は、会社全体へと広がる熱となっていくことでしょう。
強く固い「つながり」を結び、保つために、社員の心を動かし、心に残る社員総会を開催してみてください。
きっと変化があるはずです。

そして、
「自社で上手くできるかわからない」
「事例のようなプランが思い浮かばない」

といった方は、一度、当社と「つながり」を結んでみませんか。
課題に対する最適なプランをご提案させていただきます。

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