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モチベーション
2016/07/05

社員のモチベーションってどんな時に下がるの?

    私たちの日常生活の中には、自分の思い通りに行かないことが多いですよね。1日のうち3分の1を過ごす職場も大変重要になります。

    仕事内容をはじめ、福利厚生や職場内での人間関係も見逃すことはできません。ちょっとしたことが原因で、やる気をなくす場合もあるのではないでしょうか。企業にお勤めのみなさんは、どのようなシーンにストレスを感じているのか気になりますね。

    そこで、モチベーション持続の妨げになる場面について、20~40代の会社員100人を対象にアンケートを取ってみました。

     

    【質問】

    あなたのモチベーションが下がる原因はなんですか?あなたのモチベーションが下がる原因はなんですか?

    【回答数】

    給料が低い・ボーナスがない:25
    仕事にやりがいがない:20
    不得意だったり、面倒なことをやっている:9
    上司が無能:8
    仕事に失敗した:8
    上司の性格が悪い:7
    将来が見通せない:6
    仕事量が多い:6
    自分への評価が正当でない:5
    部下の性格が悪い:4
    会社の方向性が、自分が思っているのと違う:2

     

    ■調査地域:全国
    ■調査対象:【年齢】20~40代 【職業】会社員
    ■調査期間:2016年06月15日~2016年06月29日
    ■有効回答数:100サンプル

     

    25人は給料やボーナスに不満を抱いている

    アンケートの結果、「給料が低い・ボーナスがない」と答えた人が最も多いことがわかりました。

    ・生活するためにだけの仕事ではなく、生活を豊かにするために経済的に余裕が欲しいからです。(30代/女性/会社員)
    ・ボーナスが出ないと、生活が苦しく、よくそのことで嫁とけんかすることがある。(40代/男性/会社員)
    ・他企業の友人と話していると給与で劣等感を覚えます。やはり若いうちは稼ぎたいので気になります。(20代/女性/会社員)
    ・毎年1度人事評価を行い、その評価に応じて給与の見直しがあるのだが、月数百円単位でしか上がらない。(30代/男性/会社員)

     

    25人は、給料やボーナス面に不満を抱いているようです。

    生活が潤うための経済的余裕を期待する声や、頼みの賞与がないため夫婦喧嘩になるとの意見も寄せられています。友人の待遇と比べて劣等感を抱く気持ちにも頷けました。

    評価結果が昇給に反映されるところが多いようですが、大幅なアップがないと空しくなりますよね。働くのはお金のためだけではありませんが、生活するためにはお金が必要なことや、正当に評価されるのを期待することもわかる結果となりました。

     

    20人は仕事にやりがいを感じていない

    アンケートの結果、「仕事にやりかいがない」と答えた人が二番目に多いことがわかりました。

    ・毎日朝8時から21時まで拘束されたり、お昼休憩も1時間取ると文句言われる。(30代/男性/会社員)
    ・仕事中心の生活なのに、成果を出しても評価されず、仕事にやりがいがないとモチベーションが下がる。(30代/男性/会社員)
    ・忙しくても、仕事量が多くても仕事が充実していると張りのある生活が出来るから。(30代/女性/会社員)
    ・産休から復帰して 時短なので 大きな仕事はまかせてもらえない。常にひま(40代/女性/会社員)

    20人は、仕事にやりがいを感じていないようです。

    休憩時間が少なく長時間拘束されると、仕事の意義が見いだせませんよね。私生活を犠牲にして頑張った成果が認めてもらえないとの声や、仕事内容の充実を求める意見も挙げられています。

    このように、日常業務の多忙さを指摘する人が多い一方で、信頼して任されない状況が意欲低下の原因につながる傾向も見て取れました。適度な緊張感や責任感を持つことにより、楽しく仕事できることにつながるのかもしれませんね。

     

    9人は不得意な仕事や面倒な仕事に苦手意識を持っている

    アンケートの結果、「不得意だったり、面倒なことをやっている」と答えた人が三番目に多いことがわかりました。

    ・効率よく作業を進めることが出来ず、明確な結果を出すことも難しいため。(30代/男性/会社員)
    ・もともと、担当がいて、その人が退職など、グループ内からいくらでも仕事見直し調整すればよいのに、隣のグループの仕事や部署の面倒な仕事はほぼ、100パーセントわたしにくる。都合よく、仕事をコロコロ変えるからなんだろと思う。(40代/女性/会社員)
    ・仕事で苦手意識をもっているクライアント対応をせざるを得ないときに下がりやすいが、あげる工夫もしている。(40代/男性/会社員)

     

    9人は、自分の抱える仕事内容に疑問や不安を抱いているようです。自分の得意分野でないと、効率よく仕事を進めて結果に結び付けるのも大変ですよね。

    自分の担当外から仕事が振られる人もいて、職場内での仕事調整に不満を抱くとの回答も寄せられています。クライアント対応に四苦八苦する気持ちにも頷けました。

    このような意見もあり、自分が苦手とする対象は職場内だけでなく、対外的な対応も含まれることがうかがえますね。

     

    仕事での失敗や上司の能力面などいろいろな原因がある

    アンケートの結果、「仕事に失敗した」と「上司が無能」がそれぞれ8人いることがわかりました。以下、上司や部下の性格の悪さや、会社の将来性など、モチベーションダウンの原因は多岐にわたるようです。

     

    ・まず一番に上役や周りの目を意識してしまうからです。評価、給与に影響が出る事に過敏になるのだと思います。(40代/男性/会社員)
    ・自分の失敗は結構根に持ってしまうことが多いのでモチベが下がります(30代/女性/会社員)
    ・上司が仕事ができないと、ツケがこちらにもまわってくるのでモチベーションが下がります(30代/男性/会社員)

     

    8人は、仕事での失敗がモチベーションダウンにつながるようです。失敗すると評価にまで影響が及ぶことを過剰意識する人や、自分を責めて落ち込む人もいますよね。

    上司が無能と答えた人も8人。仕事のしわ寄せが自分にくることを嘆いているようすがうかがえます。会社勤めをするためには、自分が受け持つ仕事量や内容以外にも、日頃から顔を突き合わせる部署内での人間関係も重要なようですね。

    上司・部下問わず、性格が合わない人と一緒に仕事することが課題になる点も見逃せないのではないでしょうか。

     

    人事担当や役員の人は社員の想いに応えることが大切!

     

    アンケートの結果、「給料が低い・ボーナスがない:25人」と「仕事にやりがいがない:20人」を合わせると45人になり、全体の半数近くになることがわかりました。

    仕事に見合った収入を期待する声や、勤務時間も含め適量の仕事を希望する意見があることがうかがえます。

    職場で生きがいを持って仕事をしてもらうためには、経済面での見返りが必要なことや、仕事を通じて自分を高めたい想いに応えることが大切なのかもしれませんね。

    社員のモチベーションアップにつなげる方法として「社内イベント」が注目されています。

     

    弊社では、社員総会など社内イベントのプロデュースを得意としておりますので、人事担当や役員のみなさまからのご相談をお待ちしております。

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