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株主総会
2016/07/12

【株主総会の進行】当日の流れまとめました!

    株主総会は、普段会社とあまり接点をもたない株主にとって、会社の内部を知れる絶好の機会です。円滑に進行されていればその企業に対し安心感を抱くでしょう。

    これに対して、もし手際の悪い進行をしていれば、「大丈夫かな?」と不安にさせてしまうかもしれません。

    株主総会の進行は株主の会社に対するイメージを変えかねない重要なことなので、事前にその進行方法を学んでおきましょう。

     

     

    事前準備が決め手!これだけは用意して

    株主総会を円滑に進めることができるか否かは、事前準備にかかっています。当日のスケジューリング表と想定問答表を作ったうえで、必ずリハーサルをするようにしましょう。

    株主総会は法律上、株式会社に設置が義務付けられている機関であり、株主総会で行うべき事柄についてもある程度法定されています。このため、手続きに漏れがあってはいけません。

    また、取締役は株主総会において、事業報告・計算書類などの報告事項の内容と、各議案の内容に関する説明義務を負っています。

    説明しなかった場合や、説明の程度が不十分であった場合には、株主総会が取り消されてしまいます。そうなったらせっかく株主総会を開催しても、意味がなくなってしまいますよね。

    最も重要な質疑応答にしっかりと時間を使えるようにするためにも、事前準備は非常に大切になります。

     

     

    当日のスケジュール

    企業によって、あるいは議題・議案によって異なりますが、たとえば次のような流れで株主総会は行われます。

    創立間もない企業でない限りは、それぞれの会社には進行マニュアルがあるでしょう。

     

    1. 議長就任

    2. 開会宣言

    3. 株主数報告

    5. 監査報告

    6. 営業報告

    7. 議案上程

    8. 審議方法

    9. 質疑応答

    10. 終了宣言

     

    この中で最も重要かつ時間を割くべきなのは、9の質疑応答です。スケジュール表を作成する際には、念頭に置いて作成するようにしましょう。

    なお、1の議長には通常、代表取締役が選ばれることになります。

     

     

    団結力がカギ

    法律上、株主総会が重要な位置づけであるため、当日何らかの役割を果たすのは一定の地位以上にある方ばかりです。

    しかし、企業の一員として株主総会に出席するのであれば、たとえ新入社員であっても、株主総会を円滑に進めるための役割を担っていることになります。

    予想外の質問がなされた場合や、野次を飛ばすような人が現れた場合に、迅速に対応できるように、株主総会中は社員一同で絶えず周りに意識を向けるようにしましょう。

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