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組織活性化
2021/11/10

「熱狂」はどうしたら生まれる? ー 活性化する会社づくりのヒントとは ー

会社が活性化することにより、熱が生まれ、広がっていく。
そうして成長した熱は「熱狂」となり、さらに会社の活性化へと導いてくれます。

「熱」に「狂う」と書いて「熱狂」。
そんな熱狂はどうしたら生まれる?
そもそも、狂う程の「熱」とは一体なんでしょうか?

今回は会社に「熱狂」を生み出すためのヒントをお伝えしていきます。

1.「熱」を生み出すために

熱狂している会社の社員は、自らが「熱」を生み出します。
その「熱」はあくまで自発的に生まれなければいけません。
強制的に生み出された熱では冷めるのが早く、持続しないからです。

では、その「熱」を生み出してもらうために、会社は何をしなければならないのか。
数多くのインナーイベントを手掛けている当社ですが、「熱狂」しているなと思った会社にはいくつかの共通点がありました。

認めて感謝する

日ごろの仕事の成果をきちんと認めて、感謝を伝える。表面上で仕事の成果が見えにくい職種もあると思いますが、日ごろ円滑に仕事ができているのはその仕事をこなしてくれる人がいるおかげです。そういった職種にもスポットライトを当ててください。

さらに、評価対象はパートやアルバイトまですべての従業員を含んだ全社員とした方が好ましいです。社員全体をきちんと見ていますよというメッセージにもなるからです。

認めてもらえたことで自信となり、感謝されることでモチベーションの維持、高まりにもつながっていきます。

知らないを作らない

事業が多岐に渡ると、部署数が増えて、誰がどこでどんな仕事をしているのかがわからなくなってきます。
知らない、わからないが、人に対する「無関心」を生み、コミュニケーションを阻害する壁となってしまうのです。

知っていることが増えるほど、他人事ではなく当事者として捉えられるようになります。できるだけ知らないを作らないようにしていきましょう。

会社理念・戦略が浸透し、共感を得ている

会社の理念、戦略がはっきりしていないと、自分たちの向かうべき未来が描けずに熱が冷めていく原因となります。そして、会社理念・戦略が浸透しているだけではなく、共感も得ていなければいけません。冒頭でお伝えしたように、強要された熱は冷めるのが早く、持続しないからです。

自分たちの向かうべき道がはっきりしていると、手段(職種)は違っても、同じ道をたどり同じ未来へ向かう同志となり、一体感が生まれていくのです。

こうしたきっかけが熱源となり、熱を生み出すことに繋がります。
そして熱源の大きさがあればあるほど、生み出された熱の量も大きくなっていきます。

2.「熱」の「量」

「熱」を生み出すことに成功したら、次は「量」を増やしていく必要があります。
熱量が小さいままでは、すぐに冷めてしまうかもしれないからです。
そうならないためには、熱源は定期的に会社から提供してあげる必要があります。

補給のタイミング

補給が必要なタイミングは人それぞれ違うことでしょう。そこをしっかり見定めることもポイントです。

各社員にとって、適切なタイミングで熱源を補給してあげることは非常に難しいと思います。 ですが、「気にかけていますよ」というメッセージになりますし、上手くいけば熱量は一気に増えるかもしれません。

提供の品質

ただ熱源を提供するだけだと、一方的になってしまいます。
押しつけがましくない、けれども「熱」を持って、提供していくことが大切です。
品質の高い熱源が提供できれば、補給をした時に熱量を増やすことができます。

貰ってばかりいると、お返しをしたくなりますよね。
熱源を補給し、熱量を保つことはエンゲージメントの上昇にもつながるのです。

3.「熱量」は「広がる」

ひとりひとりの熱量、ひいては熱量スフィア(球体)が大きくなると、その熱量の影響はとても強くなります。例えば、熱量スフィアが大きくなったといっても、大きさには個人差がありますよね。小さめの熱量スフィアがあったとしても、大きい熱量スフィアがひとつあるだけで、それに触れることにより、成長していけるのです。

熱量が広がると絆が生まれる

個々の熱量スフィアが重なり合った部分から「絆」が生まれ、「絆」がひとりひとりを繋ぎます。会社が社員の「熱」を生み出すことにより、会社の熱量スフィアと社員の熱量スフィアも「絆」で繋がれていきます。「絆」が繋ぐので、多少のことでは揺らぐことのない強さも生まれます。

ひとりひとりの熱量スフィアが大きくなり、重なり合う部分が増え、「絆」が生まれていく。
そうなると、「熱量」は様々なところまで広がり、伝播することで、また誰かの熱源となり得るでしょう。

4.そして「熱狂」が生まれる

自ら生み出した「熱」を持ち、日々「熱量」を増やしていくことによって、その熱は触れた人へも影響し、連鎖していきます。そうして、ひとりひとりが持つ熱量スフィアが大きくなり、放射状に広がっていくことで、やがて会社、社員全体が「熱」をまとうようになっていく―――

その結果、熱狂は生まれます。

熱狂は自然に発生するのではなく、会社が作り出すのです。

5.おわりに

熱は伝播していくものです。
性質がプラスであっても、マイナスであっても、熱は広がってしまいます。
これまでの中で頻出してきた「熱」とは、言うまでもなく「プラス」の性質を持っています。

いま、会社にマイナスの熱が広がってしまっていたとしても、諦めないでください。
実は他にも、プラスの熱を生み出す方法があるのです。

それは、インナーイベント(社員総会)を開催すること。冒頭にお伝えした熱量を生み出している会社に共通している、「認めて感謝する」「知らないを作らない」「会社理念・戦略が浸透し、共感を得ている」という3点を満たしているのです。

当社はこれまで数多くの「マイナス熱」を「プラス熱」へと変えてきました。
一度、お悩みをお聞かせください。
一緒に会社を「熱狂」させ、「活性化」させていきましょう!

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