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社員総会
2021/03/16

新卒の心を掴む!~入社式でこんな企画はいかがでしょう?~

こんにちは。
卒業、入社、転職など何かと節目のシーズンがやってきましたね。
昨年4月から、20卒の新入社員を迎え入れつつ怒涛の一年を駆け抜けてきた先輩の皆様、本当にお疲れ様でした!
来月からは、いよいよ21新卒のフレッシュな新入社員を迎える会社も多いと思います。
新しい仲間と一緒に会社を盛り上げようとする一方で、新卒の離職率が高止まりしている問題もあります。

そこで今回は、こんなアイデアはどうでしょうかということで、20卒のエンゲージメントを高めつつ、21卒がスタートダッシュできるような企画をご紹介したいと思います。

新卒3年目までの離職率は高い

出典:『新規学卒就職者の離職状況(平成28年3月卒業者の状況)』厚生労働省データより作成

厚生労働省のデータによると、2014年~2016年の大学新卒における入社3年以内の離職率は30%を超えています。
入社2年目、3年目になるにつれ徐々に減少するものの、1年目の離職率は11%を超え、特に多い結果となっています。
2016年以降も1年目は横ばいが続いている状態です。

新入社員の離職を減らすことは重要な経営課題です。
これまで必死に育ててきた人材がいなくなってしまうのは痛手ですし、また新しく採用するのもコストがかかります。
人事として戦略にコミットする「戦略人事」的にも、離職率をいかに抑えるかというのは非常に重要な指標ですよね。
離職率の低下に寄与することができることが、とても重要です。

かといって簡単に言われても…という方も多いのではないでしょうか。
しかし、施策次第で改善することができるかもしれません!

そこで「節目」が大事になります。
いま、「節目」になにかしら施策を打てていますか?
業務の忙しさもあって、節目をつい忘れたり、覚えていてもただの盛り上げで終わってしまうこともあるのではないでしょうか。

そこでこんなアイデアはいかがでしょうか。
これから入ってくる21卒の新入社員のモチベーションを盛り上げるために、逆に現在働いている社員に光を当てるという視点で入社式の企画を考えてみました。

改善策1:20卒の新入社員にインタビュー

4月ですので、これから入ってくる21卒のメンバーに目が行くのは当然です。
しかし、ここで20卒の既存社員のメンバーの、一年間の頑張りを振り返る機会を作ってみましょう。
20卒の新入社員にフォーカスを当て、「会社に対しての今の思い」や「上司、先輩、社長に思うこと」など、まさに「一年間必死に頑張ってきた想い」についてインタビューするのです。

そうするときっと、「苦しんできたこと」や、「最初はうまくいかなかったけど、試行錯誤する中でやっと良い結果が生まれたこと」など、いろいろなエピソードがあるはずです。
それを、先輩社員や新入社員が見守る中でビデオにして伝えることで、その場にいる全員が、これまでの一年間の頑張りを振り返ることができます。

これにより、気づきや学びだけでなく、大きな触発の機会となり、それぞれの成長につながるでしょう。
また、当の20卒の社員たちも、これからいよいよ会社の未来を担うのだという自覚が生まれていきます。

改善策2:激励の言葉サプライズ

インタビューだけでなく、さらにこんな企画もあります。
先輩たちからのサプライズで激励メッセージを撮影するのです。

20卒は、インタビューをすることでみんなへメッセージを送って励ましたつもりが、実は自分たちが励まされていた…ということに気づきます。
社長や上司、そして直属の先輩など、自分たちを見守ってきて、育ててくれた先輩から、一年間の成果を褒めてもらえる機会となります。
これによって、今後のモチベーションには大きな違いが生まれます。

そして、この様子を見ていた次の世代… つまり21卒の新入社員たちはどう思うでしょうか。
私達もこのような素晴らしい先輩になるのだ、こんな成長した姿になれるのだ、というワクワクとドキドキでいっぱいになるのではないでしょうか。
「こんなにも社員のことを大切に思ってくれる会社なら、これから先も安心して仕事していけるだろう」と、素晴らしいスタートダッシュを決めることができるのではないでしょうか。

ここでポイントなのは、普段から積極的に新入社員とコミュニケーションを取ることです。彼らの頑張りや、成長ぶりを、しっかりと見守っていくことが重要になりますね!

新入社員に素晴らしいスタートダッシュを!

良い評価には良い仕事が返ってくる

年度末は、新年度に向けてやらなければいけないことが多く、忙しくしているうちにあっという間に過ぎていきます。
しかしそこで、いったん足をとめて振り返る機会をもつことも、実は会社の成長や社員の熱量の上昇に結び付くのではないでしょうか。

「なんとなく1年間頑張ってきたけど、自分は会社に貢献できているのかわからない」という社員は多いです。
そんな気持ちのまま2年目を迎えても、より良い成果や、成長にはつながりません。 そんな思いのメンバーに対し、何の手も打たずにいれば、離職率の改善なんてできないでしょう。

逆に、自分のことをしっかりと見てくれていてるとわかれば、また頑張りや苦労、工夫していることなどがわかれば、とても安心でき、居心地のよい場所になるのではないでしょうか。
離職はおろか、今まで以上の結果を出せるようにもなると思います!

この新年度は入社式を良いものにし、新入社員も現在働いている既存の社員も、全員が良いスタートダッシュを決められるように、会社を最高に盛り上げていきましょう!

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