イベント会社に依頼するメリットとは。

石崎：

自社でインナーイベントイベント会社に依頼することのメリットって何でしょう。

桑原：

まず、「予算の使い方」ですね。

石崎：

使うべきところに予算を使うことができる、ということですね。

桑原：

そう。使えるべきところを判断するのは、経験のあるプロでないと難しいです。機材一つとっても、20万のカメラを使うか、5万のカメラを使うのか。5万のカメラを使う場合は浮いた資金で何をするのか…。
制作物のクオリティも上がりますし、単純に「工数が減る」というのが一つありますね。
やるべきことが整理されるので、効率的になる。
みなさん、業務の傍ら計画していると思うので、そこは大きなメリットになると思います。

石崎：

工数が減って、睡眠時間がとれるようになりますか？

桑原：

逆に眠れない日々を楽しんでいるうちはまだまだですね！

石崎：

おお～（笑）

桑原：

パフォーマンスのためにしっかり眠るのは大事なことです。私はマイケルジャクソンに会う日も熟睡でしたね。

石崎：

休息がパフォーマンスの秘訣なんですね。

桑原：

そうそう。限られた時間の中で様々なスタッフをまとめ上げて、中心となるリーダーとして、自分の体調が悪いというのは理由にならないと思いますから。

依頼したら高くなりますか？

石崎：

費用の話になりますが、ぶっちゃけ高くなりますか？

桑原：

必ず予算のデッドラインがあるので、超えちゃいけない制限があれば、超えないようにします。
ただ、余裕があれば提案させていただくこともあります。そこはご判断いただけたらなと。

石崎：

期待に添える提案であれば、予算をつけていただいて。

桑原：

リミットはあると思います。ただ勝負を掛けたい部分には柔軟にやっていけたらいいですよね。

社内イベントは社員がつくるもの

石崎：

やっぱり、自分たちでやることで成長につながりますよね。という意見についてはどうですか？

桑原：

社員総会はもちろん自分たちで行うものです。イベント会社に依頼したからといってそこは変わりません。あくまでも自分たちでやることを前提に、サポート役として私たちを使ってもらう。
そんなスタンスで考えていただきたいと思います。

石崎：

依頼するよりもお手製のほうが安くなるし、社内調整もしやすいといったメリットもあると思いますが、どうでしょうか？

桑原：

当然、関わる人数が多ければそれだけ調整も難しくなります。

しかし、そもそも何のためにイベントをやるのでしょうか。
そこは、社員がワクワクできるような期待値を作れるのかどうかが大事だと思っています。
会社にいい風を起こすために、一発勝負でやるのがイベントですよね。

例えば、担当チームからのアナウンスが「出られる人は出て下さいねー、大事な仕事がある人はそっちが優先でいいですよー」などと曖昧に呼びかけたところで、期待感が持てるでしょうか？　難しいと思います。
逆に、様々なリソースをかけ、勝負をかけるイベントだからこそ、担当者からの声掛けは「絶対に出てください！いいイベントなので！」というメッセージになると思います。だからこそ、仕掛ける側の「絶対にここで会社の雰囲気を変えたい」などというメッセージが社員に伝わるのだと思います。
そう考えると、少し安上りだったり社内調整がしやすい、というのはそこまで大きいメリットではないですよね。

石崎：

なるほど。

桑原：

イベントを担当することが罰ゲームみたいになってしまう状況だったり、また登壇する人や表彰される人が恥ずかしくなるような状況では、招待する側も参加する側もいい体験はできないですよね。
結果として会社に風は起きないし、そこにかける予算は無駄遣いになってしまいます。

石崎：

桑原さんはよく「やらないほうがいいのでは？」という提案もしていますよね。

桑原：

ときにあります。
最初にお話を伺って、担当者や経営者が社内の課題が明確になっていないなどの状況では、「いま、やる意味ありますか？　それよりも前にしなければならないことがあるのでは。」と問いかけることも多々あります。いいものを作ってほしいし、効果があるものにしたい。
せっかくならば予算を上手に使って、ぜひとも良いイベントを作っていただきたいですね。

石崎：

ありがとうございます。

まとめ

• 一番のメリットは「予算の使い方」
• 費用については予算内で相談になります
• マンネリを打破するためにも、是非良いイベントを

費用に興味はありますか？

ハイブリッド社員総会の概算費用を知りたいですか？
社内のメンバー「だけ」で、社員総会を実施したときと、イベント会社に依頼したときの費用を比較。

なぜ？イベント会社に依頼すると安くなるのか、そのカラクリ大公開！