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展示会
2016/05/13

【展示会の出展準備! Vol.1】 ブースデザインを考える!

    実は重要になるブースの配置

    会場内におけるブース位置はとっても重要な事です。

    主催者がジグソーパズルの様にブースの配置を割り振っていった場合には、どうしても不利と思われる位置へブース配置をせざるを得なくなります。

    これはどうしようもないことなのですがブースの位置は動員数を大きく左右することなのでブース配置を主催者が決定する場合には「希望ブース位置の要望」をすることをお勧めいたします。

    希望通りに決定されることはとても難しいことなのですが、多少なりとも考慮はしてくれます。

     

     

    ブースの配置が決まったら次はレイアウト

    会場内のブース位置が決定した後は、ブース内のレイアウトをしっかりと立てます。

    これを決定しない段階でデザインに走ってしまうと、折角のデザインも構造上の問題で一気に崩れてしまうことが往々にしてあります。

    ここは焦らず、土台をしっかり固めた上で上部のデザインへと進めたいところです。

    ブース内レイアウトを行う際、注意する点は、何処からでも自由にブース内へ来場することが出来て、自由にブース内部の移動が行え、ブース内の何処に居ても直ぐにブースの外へ退場することが出来るというオープンレイアウトの導線を図った、ブースレイアウトを図ることです。

    かつては出展社の一方的な目論みに沿った導線を進まないとブースの外に出られないという強制導線を取るブースも多くありましたが、最近では、そのようなブースに対して来場者は足を踏み入れようとしない傾向性にあります。

    最適なブースレイアウトを効率良く計画する為には

    1. 必要な展示要素とそれに必要な面積を挙げ全てにプライオリティを付ける。
    2. 全ての要素を実寸で紙に書き取りそれを切り取ります。
    3. 実寸サイズでブース枠を書きそこに並べてみる。
    4. 会場全体図を基にブースに接する通路の通行量をシュミレーションし一番目立つと思われる展示場所から順番にプライオリティを付ける。
    5. 展示場所のプライオリティ順に、展示要素をそのプライオリティ順に並べて行きながら全体のブースレイアウトを大間かに決定する。この様な順番で、大間かな展示レイアウトを設定した後、実際の設計図に反映していくと、最も効果的なブースレイアウトが、効率良く設定されます。

     

     

    レイアウトが決まったらいよいよデザインに!

    ブースレイアウトが決定した後は、いよいよ全ての要素を盛り込み、来場者を引き寄せるブースデザインに入ります。

    ここからプロの造作デザイナーの出番です。

    造作デザイナーの本領を発揮してもらう為には、細かな指示は極力避け、決定しているブースレイアウト、商品のデザインコンセプト、ブースデザインの方向性、こんなところを伝えて、あとは自由な発想でデザイナーにお任せしてみる。

    ブースデザインイメージを伝えることが難しい場合は、誰でもビジュアルイメージが湧きやすい、映画館、商業施設、レストラン、そこで流れる音楽といった、連想させる、堅苦しくないコンセプトワードで伝えるのも良い方法ですね。

     

    このようにしてデザイナーから数案のデザインが上がってきて、その説明をしっかりと聞きながら、中心メンバーで話し合いを重ねブースのデザインを決定します。

     

    配置、レイアウト、デザイン、このような順番で考えられたブースが来場者を見事に吸い込む、効率的なブースに仕上がります。

    是非、お試し下さい!

     

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