各種映像でBGMを選ぶコツ~オープニング、表彰、サプライズ、ヒストリー、エンディング~
各種映像でBGMを選ぶコツ~オープニング、表彰、サプライズ、ヒストリー、エンディング~
会社で流す映像製作を行う際、迷ってしまうのがBGMの選択です。映像とミスマッチなBGMを選んでしまうと、失笑が起こることもあるので慎重に選びたいところです。
また、シーンごとに必要とされるBGMのタイプも変わってきます。ここでは映像作品におけるBGMの選択と効果について、シーン別に考えていきましょう。
オープニングとエンディングのBGMとは
映画やドラマなど、尺が長い映像作品では、意外なオープニングから徐々にストーリーを展開させ、核心に迫っていくという方法もありです。
しかし、会社で流す映像ではコンパクトなまとまりが求められているので、オープニングでも一瞬で視聴者を作品世界に誘う必要があります。オープニングでは厳かなクラシック楽曲などを採用して、視聴者の気分を高揚させることに努めましょう。これから始まる映像に対しての期待を高めていくことが大切です。
一方、エンディングとは視聴者に余韻を残すパートです。エンディングで流れている楽曲が、映画の感想に直結することも珍しくありません。
本編が感動的に終わっていても、エンディングが物悲しい曲であれば、後味が悪くなってしまう可能性もあるのです。
エンディングでは本編の感動を受け継ぐような、もの静かで美しい楽曲を流すことで視聴者が余韻にひたれるようにしましょう。
サプライズのBGMはおおげさなくらいでいい
総会など社員が集まった状況で、サプライズの映像を用意しているのであれば、オープニングからBGMをつけておくことは非常に重要です。単に映像だけ流されても社員は「何が起こったのか?」と戸惑うだけでしょう。
サプライズとは驚きとともに感動や興奮を提供することなので、社員が不安になってしまうような状況は避けたいところです。そこで、まずはBGMを流して社員の注意をひきつけ、サプライズを受け入れる準備が整ったところで、映像を開始する方法がおすすめです。その際のBGMですが、少しおおげさなくらいで丁度いいと考えられます。
サプライズが効果を発揮するのは、日常とのギャップが明らかになったときです。静かな時間がかき乱されることによって人は衝撃を受け、心に刻まれます。
イメージとしてはスポーツ選手や格闘家の入場曲のような、猛々しい楽曲を流してみるといいでしょう。
表彰のバックに流す音楽は「脇役」で
社員の表彰式のために、盛り上げる映像を用意する会社もあるでしょう。あるいは、表彰式自体を映像で行うケースも考えられます。そんなときに注意したいのは「誰が主役であるか」です。
多くの映像作品では、画面の中に主役がいて、主役を引き立てるために他の俳優やロケーションが存在しています。しかし、表彰式の映像が特別なのは、主役はあくまでも「表彰される社員」であるという点です。
そのため、映像も控えめな作りにして、社員に注目が集まるような心づかいを見せることが大切です。その際、BGMの選曲も重要です。
BGMが流れていたほうが感動は煽れますが、あまりにもBGMのインパクトが強いと視聴者に与える印象が映像よりも勝ってしまう可能性があります。おすすめなのは、美しいフレーズがループするような楽曲を見つけたり、あるいは自分たちで編集したりすることです。表彰の妨げにならず、場を彩ってくれることでしょう。
会社のヒストリーはBGMでドラマを生み出す
総会で流す映像として多いのが、会社のヒストリーを紹介していく映像です。創業の経緯から、発展の歴史、苦難を乗り越え現在に至るまでのドラマが語られる映像は、完成度次第で社員のモチベーションをも左右します。
クオリティーの高い映像を上映して、社員の心を揺さぶりたいところです。そこで参考にしたいのは映画作品のBGMです。大衆をターゲットにした娯楽映画の多くが、冒頭からクライマックスに至るまでBGMを流し続けていることに気づくでしょう。
それは、BGMによってドラマが生み出されているからです。場面に合ったBGMを流すことで、観客の心は揺さぶられ、画面に映っているドラマにより感情移入できるようになります。
映像作品とは人の視覚だけでなく、聴覚も刺激するメディアなのです。ヒストリーを描いた映像では、多種多様なBGMを用意して、山あり谷ありのドラマを表現するようにしましょう。
プロの映像はBGMも違う
会社で作る映像作品では、撮影はもちろん、BGMに困ってしまうケースも多いでしょう。音楽の好みとは人それぞれであり、ある人にとっては楽しい曲も、ある人にとっては切なく聴こえる場合があります。
また、既存の楽曲をBGMにする場合の権利問題なども考え始めたらきりがありません。そんな問題を解決するためにはプロの業者に映像ごと委託してしまうという手段もあります。プロの映像作品では画面やストーリーの完成度が高まることはもちろんですが、BGMもぴったりの楽曲が流れていて、情感を煽ります。
しかも、希望すればオリジナルの楽曲を使用してくれる業者もあります。権利問題をクリアできるだけではなく、自社だけのBGMを誇りに思うこともできるでしょう。
このような理由から、映像もBGMもこだわりを見せたいのなら、プロに相談することがおすすめです。
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