オンラインイベント
2021/03/22
オンラインイベントについて売れっ子プロデューサーががっつり語ってみた
最近では珍しくなくなったオンラインイベントですが、「実際のところオンラインイベントってどうなの?」という気になるところを、自身のこれまでの経験や実績に基づいて、弊社代表の桑原とイベントプロデューサーの前田(通称:マエケン)に語ってもらいました!
- 前田:
- そうですね~。かなり増えてるなって実感はあります。
- 前田:
- いったん保留になっていたものがやっと動きだしましたね。
オンラインだからこそ演出にこだわる
- ーー:
- 以前と今で、先方の気持ちに変化があったのでしょうか?
- 前田:
- 以前は自分たちだけでイベントを作ろうという思いが強かったようで、実際に自分たちでまずは実施してみたようです。オンラインイベントは自分たちでもできる、と思いがちですね。
でも実際にやってみると、社員さんの心をいまいち掴めなかったり、思い描いていたイメージとは違う結果になってしまったという声もあって。
- 前田:
- リアルで開催した時と、オンラインにシフトした時のそれぞれの事後アンケートの結果を見ると、参加した社員さんの声として、リアルの方が良かったという声があまりにも多かったみたいで……。担当者の方からは、このままじゃだめだけど、かといってリアルに戻すわけにもいかないということで、またご連絡をいただきました。
- 前田:
- オンラインイベントを多数やってみて思うのは、リアルイベントって意外と会場や予算の制限が多いんですけど、オンラインになったことで逆に演出のバリエーションが増えて、できることの幅も広がりましたよね。
機能を上手く活用して参加者を結び付ける
- ーー:
- 実際この12月から2月にかけてオンラインのイベントがとても多かったですが、実際にどうだったのか聞かせていただけますか?
- 前田:
- 最近だとA社はすごく印象に残ってますね。
- 前田:
- 昨年の9月に外資系の医療器具メーカーさんから会社に問い合わせがありまして、そのオンラインの表彰式を我々が手掛けさせていただいたんです。
- 前田:
- その会社がA社の傘下に入っていたんですが、A社はもともとお願いをしていたベンダーさんと配信イベントでトラブルが起きたことがあったみたいで、そこからマックスプロデュースをご紹介いただけたんです。
- ーー:
- 毎年リアルで賀詞交換会をされていたみたいですが、今年はオンライン開催だったんですよね?
- 前田:
- はい。VIPの方々と会員の方々の紹介の場を持ちたいというご相談を受けました。そこで、Zoomのブレークアウト機能を使えば小部屋をたくさん作れるので、そこにVIPの方々専用の部屋を作り、各部屋にファシリテーターをつけました。そうやってトラブルを防止しながら会員の方々としっかりコミュニケーションをとれる場を設けるという企画で進めました。
- 前田:
- 事後アンケートでもかなり好評価をいただけて。リアルよりも周りに気を遣わなくていいというのもひとつの要因だったみたいで、参加者はかなり楽しまれてたっていう話も多く伺いました。
大事なのは「知識」と「熱量」
- ーー:
- ファシリテーションやモデレーションは得意不得意があると思うのですが、そこはどう対応されたんですか?
- 前田:
- VIPの方々用に8部屋ほど準備していたのですが、マックス側で各部屋にファシリテーターとテクニカルサポーターをつけたんです。ファシリテーターはVIPの方々としっかりコミュニケーションがとれる人、テクニカルサポーターはZoomの知見をしっかりもっている人というWコンボでいきました。
- 前田:
- その部屋に人がいなくなるのを防止するために、A社の事務局の方々がオンライン上で巡回をして、盛り上がっていない部屋があればそこに入って盛り上げるという感じにしました。
- 前田:
- あとはログインやアプリの登録の仕方などの細かいマニュアルを作成して、それを事前に日本語と英語で参加者に送るという対策もとりました。
- 前田:
- TeamsだったりZoomだったり、それぞれ社内で推奨しているプラットフォームがあるから、イベントを通してやりたいことがそのプラットフォームでできるかどうかの判断が求められる瞬間ってけっこう多いんですよ。
- 前田:
- そういう部分もひっくるめてアドバイスできないと、頼りない感じに映ってしまいますね。
- 前田:
- こうやってテクノロジー化されたときに、その人の人柄とか人間力みたいなものがより問われてくると思います。
通訳機能でよりグローバルなツールに
- 前田:
- ロサンゼルスの方も参加されてましたね。やっぱりオンラインの強みはそこにもあるのかなと。
- ーー:
- 言語はどうやって対応しているんですか?
- 前田:
- Zoomには通訳機能もついていて、おそらくこれから通訳できる言語もどんどん増えていくと思います。
- 前田:
- 言語の壁もオンライン配信でクリアになっていけば、よりグローバルなコミュニケーションツールとして注目されていくでしょうね。
様々な機能を駆使して、ひとつひとつ解決しながら最高のイベント作りに励んでいる姿勢が伺えました。7か国語の同時通訳機能には驚きましたが、今後もっと機能が増えればコミュニケーションの輪もさらに広がりますね。
まだまだ話は尽きそうにないので、また次回の投稿をお楽しみに~!
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