【社員総会 奮闘ストーリー】見積りが出てくると忙しくなる ~2ヶ月前~
3ヶ月を切った。
何か緊張してきている自分が居る。
成功への不安もあるし、期待もあるし。。。
今月からは週に一度の定例会になると桑原さんが言っていた。
今回は見積もりが出てくるはず。
全体のバジェットも伝えてあるし、
そんなに大幅にずれてこないと思うのだけれど。
社員総会責任者:中崎敬
社会人3年目でやっと1人前になった。最近任される仕事の幅が広くなってきて、嬉しいやら忙しいやら。
今回新たに社員総会の責任者を上司に丸投げされるも、ノウハウがなく困り果てている。
やる気だけはある。
イベント会社 担当:桑原裕文
イベント会社の営業兼制作進行。
業界歴が長く、酸いも甘いも知り尽くしている。
積極的な担当に対しては、隙あらば面白い企画を盛り込もうとしてくる。
前回の打ち合わせの最後に桑原さんから言われたToDoリストを、
自分なりにまとめてみた。
しかし桑原さんが言っていた300なんて到底出てこない。
まだまだ考え方が甘いのか。それとも意外と順調に行っているのか(笑)
ちょっと笑みを浮かべていたら携帯が鳴った。
桑原さんだった。
明日の打ち合わせの確認だった。
今後のスケジュールと見積もりを持ってくると言っていた。
相変わらずテンションの高い声だった。
翌日、桑原さんが来た。
もう一人若手の人間を連れてきた。
これからは二人体制に。
また本番直前は三人体制になるらしい。
早速、今後のスケジュールを元に打ち合わせが始まった。
全くイメージが出来ていない表情をしていると、
それを察したのか、
これは他社さんのサンプル資料です!
鬼のように細かいな~
これが率直な感想でした。
そして期待の映像製作に関しては「絵コンテ」という資料が出てくるらしい。
どんな流れで映像を作るかという設計図だといっていたが、
これまたさっぱり分かりません的な顔をしていたら、
サンプルを見せてくれた。
さらにその絵コンテの完成形の動画も見せてくれた。
なるほど、、、
そして、その中で私が何をすればいいのだろうかと思っていると、
中崎さんは感動するかどうか。それだけを判断してください
と。
そうなんだ。それなら簡単だ。意外と映画とか観ているし。
ひとしきり説明が終わっていよいよ見積もりが。
A4縦の資料が2枚に渡る資料。
中身は外国語の資料かと思うほど意味のわからない言葉が並んでいたが、
最後の総額のところに目をやった。
うんうん。想像していたより少し高いが、
こんなもんなのかもしれない。
案の定、桑原さんから
まだまだ最初の段階なの少し余裕をみています。
今後詰めていく中で予算も精査していくので
と。
安心した。
桑原さんと予算のゴールはずれていなかった。
そして来週の日程確認をされて最後に一言、
ここからが楽しくなりますよ~
と笑顔で。
申し訳ないが笑うことは出来なかった。
色々ぶわーっと言われたので、あまり頭に残っていないけど、
とにかく忙しくなるということだけは感じた。
あっ、せっかく作ったToDoを見せるのを忘れてしまった。
こんなことじゃいけない。
ToDoリストを見せるというToDoをリストに入れておかなければ…
「ここからが楽しくなりますよ~」
の意味が分かるように一つ一つしっかりとやっていこう。
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