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社員総会
2017/03/27

社員総会で感動させる動画をつくるには?押さえておくポイントとは

    社員総会で感動させる動画をつくるには?押さえておくポイントとは

    社員総会では、会社の沿革やドラマを追った映像を流すことがあります。感動的な映像を流すことができれば社員の心を揺さぶり、モチベーションアップへとつながりますが、完成度が低い映像だと総会の空気を弛緩させてしまうのではないでしょうか。

    ここでは感動的な映像を作る際に心がけたいポイントについて詳しくまとめました。

    映像のテーマを分かりやすくする

    見ていて退屈に感じる映像には共通点があります。「何のために作られたのか分からない」というポイントです。

    たとえば、子供向けアニメを大人が見ていても感動することはありますが、それは作品が「子どもに楽しんでもらう」というコンセプトに貫かれているため、大人でも作品の目的を理解してストーリーを追えるからです。つまり、映像を作る際には「誰が見るのか」、「どういう状況で見るのか」、「何を伝えたいのか」を意識する必要があるといえます。

    おすすめの工夫としては、冒頭にナレーションやテロップで作品の目的を伝えてしまうことです。説明的にならないかと疑わしく思う人もいるでしょうが、冗長にさえならなければ説明的な台詞も作品理解のために効果を発揮します。

    冒頭から作品の目的が分かれば、社員も頭を切り替えて作品の世界観に集中するでしょう。映像作品では始まりから視聴者の心を掴むことが大切なのです。

    「振り」を丁寧に行う

    バラエティー番組や漫才を見ていると、意外性のないギャグでも思わず笑ってしまうことがあるでしょう。それは、「振り」の部分が丁寧に作られているからです。

    振りとは状況を説明して、「オチ」を導き出すパートのことをいいます。振りが丁寧だと、少々オチが弱くても、反射的に視聴者は心を揺さぶられてしまう傾向があります。

    この理論は人を感動させるときにも役立ちます。どんなに美しい言葉や、重大な行動を描いていたとしても、それをそのまま提示するだけでは視聴者の心は動きません。言葉や行動が生まれる経緯をしっかりと描くことで、視聴者は感動を覚えるのです。

    会社が経験した苦難を詳細に描き、あえてネガティブな過去も見せてみてはどうでしょうか。そのうえで、状況を変えた言葉や行動を登場させると、振りの効果で感動は倍増します。

    感動的な映像では、ストーリー構成が重要なのです。

    音楽が映像にもたらす効果とは

    撮影も編集もしっかりしている、内容も充実している、それなのにどこか味気ない気がする、そんな映像作品には音楽が欠けているのではないでしょうか。「音楽なんてなくても内容が良ければ人は感動する」と思う人もいるでしょう。確かにその通りです。

    しかし、それは視聴者が全力で画面を見てくれたうえで、作り手の意図を完璧に理解しようと努めてくれた場合です。たとえ総会で流す映像であっても、視聴者が映像作品にそこまでの力を注ぎ込むことは多くはないでしょう。

    そこで、視聴者の集中力を維持させ、感情を誘導するために音楽が求められます。明るい音楽が流れれば人は明るい気持ちになりますし、悲しい音楽が流れれば人は悲しい気持ちになります。

    音楽は「このシーンはこういう気持ちで見てください」という標識の役目を果たしてくれるため、感動的な場面を音楽で盛り上げると、観客は反射的に心を揺さぶられてしまうのです。

    細部にこだわって作りこもう

    アマチュアの映像にありがちな欠点が、細部のゆるさです。逆光になっていて人物の顔がよく見えない、雑音が平気で入り込んでいる、構図が平坦で退屈してしまう、そんな画面のゆるさは視聴者の失笑を誘ってしまう場合もあります。

    画面の稚拙さは映像作品にとって致命的です。感動的な台詞を述べていても、映像がぼやけていたら、視聴者はどう思うでしょうか。

    台詞よりも画面が気になってしまうと考えられます。美しい言葉を並べ立てるだけなら、パンフレットを作れば事足りるわけで、映像作品という選択を行った時点で、完成度の高い画面を提供しなければ、視聴者の心は離れてしまいます。

    映像の撮影時にはレフ板や照明機器、録音機材などを用意して、入念な準備のもとに決行することをおすすめします。

    また、可能であれば重要な台詞は、プロの俳優に述べてもらったほうが感動も盛り上がるでしょう。

    プロの業者に頼むという選択も

    映像の完成度が感動に直結するということは分かりましたが、しかしアマチュアでも「完成度の高い映像」を製作することは可能なのでしょうか。現代ではカメラや編集ソフトの性能も上がっているので、ある程度機材に強い人、映画やドラマが好きな人に任せれば不可能とはいえないでしょう。

    しかし、それだけの時間が確保できるのかという疑問が残ります。映像製作はシナリオ作成からロケハン、リハーサルなど準備期間も含めてかなりの時間を要します。社員で映像を製作するとき、それだけの作業を通常業務と並行して完遂できるでしょうか。

    どうしても無理な場合はプロの業者に頼んだ方が無難です。プロであれば経験と技術を駆使し、素晴らしい映像作品を仕上げてくれることでしょう。

    確かに社内で作るよりもコストはかかりますが、プロの仕事はそれに相応しいだけの成果を、映像作品という形に込めてくれます。

    長く残る映像作品だからこそ、プロの手腕で素敵な仕上がりにしたいところです。

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