アマチュアとプロが作る映像の違いとは?
アマチュアとプロが作る映像の違いとは?
社内の式典で会社の沿革をまとめた映像を流したり、新人の研修、人材募集などを映像で訴えたりする方法は、大きなインパクトをもたらします。
コストを考えれば社内で機械に詳しい人材を集めて作ってしまいがちですが、プロに発注するとどんな違いがあるのでしょうか。
ここではプロに映像製作を頼むメリットやデメリットについてまとめました。
プロの映像にはストーリーがある
プロの映像スタッフが作る作品がアマチュアのものと違うポイントとして、ストーリーの有無が挙げられます。
ストーリーといえば、ドラマのように俳優が存在して、起承転結のある内容と思いがちですが、実は記録映像やドキュメンタリーでもストーリーは大切です。膨大な記録映像を作品としてもとめるとき、単に数珠繋ぎにするだけでは見ているほうも退屈ですし、間延びした印象を与えます。
プロは「この映像の次はこの映像が来たほうが盛り上がるだろう」という判断を経験と技術をもとにして下し、感動的な作品を完成させることが可能です。
また、音楽やテロップなども駆使して、映像に意味をこめるような演出も行います。アマチュアの場合、映像を編集することに必死で、見ている側の気持ちまで想像することは困難です。
ストーリーがあることで、見ている側の心にさまざまな思いが去来するといえるでしょう。
プロの映像は見やすさがある
プロの映像とアマチュアの映像を比べたとき、圧倒的にプロの映像のほうが見やすいことに気づくでしょう。
それは、プロが撮影時から見やすいアングルやカット割をイメージしながら製作しているからです。アマチュアが陥りがちな「単にカメラを回しているだけ」の映像は、プロの作品からはほとんど見当たりません。
照明や録音という技術スタッフの存在も映像の完成度を高めてくれます。これらの技術スタッフは、映画やドラマを見ているときに強く意識する人は少ないでしょう。
しかし、照明がなければ撮影対象が適度な明るさで映りこむことはありませんし、録音をしっかり行わなければ人物の音声がはっきりと聞き取れなくなることもあります。
そうやって撮影された映像を計算しつくされた編集によって作品へと仕上げていくので、プロの映像が見やすいのは当然だといえます。見やすいからこそ、メッセージが人に伝わるのです。
プロの映像にはアイディアがある
メッセージは伝わるけど、面白くないものがこの世には存在します。言っていることは正しくても、聞いているうちに退屈してしまうスピーチをする人がいないでしょうか?
それは、人の興味を引きつける工夫がなされていないから、聞いている側がいつの間にか飽きてしまうのです。映像についても同じことが当てはまり、アマチュアの映像作品でも体裁を整えることは可能ですが、なんだか表層的でメッセージが響かないことが多いのです。
プロの映像製作者は作品を面白くするためのアイディアが豊富です。美しい映像で見る者を引きつけたり、俳優の演技によって心を掴んだり、さまざまな方法で作品に刺激を与えます。
「笑える映像にしたい」「泣ける内容にしたい」という注文にも変幻自在に応えてくれるでしょう。
そうやって見終わった映像作品からは「面白かった」という感想と共に、自然なメッセージを読み取ってもらえることでしょう。
プロに依頼するメリットとデメリット
プロに映像製作を依頼する際、デメリットはあるのでしょうか。
まず、コストがかかってしまうというデメリットが挙げられます。
機材さえ揃っていれば社内で手掛ける分には映像製作はタダで行えます。
予算が確保できない場合はプロに頼むのが厳しいという企業もあるでしょう。
また、プロの中でもどんな相手に頼めばいいのか分からないケースもありえます。映像製作を手掛けている企業や団体、個人は多く、どこがクオリティーの高い作品を手掛けてくれるか、慣れていない人には判断しづらいでしょう。
なかには実績がないのにプロを名乗っているような製作者もいるので、依頼する前に実力を見極めることは大切です。
ホームページがあるか、あるなら内容は充実しているか、どんな仕事をしてきたのかなど、細かいポイントをチェックして信頼できる業者を探し出しましょう。そうすれば、業者選びに失敗する可能性は下がります。
完成度の高い映像を作る重要性
プロに映像製作を依頼するメリット、デメリットをじっくりと検討することは重要ですが、純粋に映像の完成度でいうならプロに任せたほうが信頼できるといえます。
会社で使う映像の完成度は、あらゆる局面で重要視されます。
まず、式典で社員に見せる場合には自分たちの会社に誇りを持ち、「この会社でよかった、これからも頑張ろう」と思わせることができます。
研修内容を映像にするのなら、映像の分かりやすさはプログラムの充実度に影響をもたらすことでしょう。人材募集に映像を使用するのであれば、ライバル企業に差をつけられるようなインパクトを残し、多くの募集者を生み出す内容である必要があります。
これからも、インターネットなどでますます企業と映像の関係性は強まっていきます。完成度の高い映像を流している企業は、そのまま企業イメージさえも良くできる時代に差し掛かっているといえるでしょう。
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