動画演出にも『色』は関係ある?視聴者に与えたい印象をより効果的に
普段から色彩について意識しているという方は特殊な職業についている一部の方たちだけかもしれません。実は、動画制作においても「色」の役割は重要なのです。雰囲気を決めるだけでなく、ある意図を打ち出したいときにも「色」選びは大切になってきます。
今回は、動画制作における「色」の考え方についてお伝えしていきます。
社員総会の動画に使いたい色
なぜか心惹かれる動画というものがありますが、それは、人の心を引きつける色が使われているせいかもしれません。
たとえば、黄色には、パッと人の目を引き、注意喚起やコミュニケーションを促す効果があるといわれています。また、オレンジ色も、注意や警告に適した色です。同時に、興奮や熱狂、活力、自信などを引き出す色でもあるので、社員のやる気を刺激する効果が期待できそうです。そして、モチベーションの向上にもっともふさわしい色は赤です。情熱やパワーを増幅し、欲求を刺激する効果があるからです。
会社案内の動画に使いたい色
社員総会だけでなく、社外の人向けに社内の様子を動画で紹介する際も、どの色をベースカラーとして使うかによって、与えるイメージを変えることができます。
たとえば、青をベースに使用すれば、信用や安心感を与えることができるので、金融、法律、不動産など、特に信頼が重視される業界におすすめです。また、緑を選ぶと、自然、成長、繁栄などをイメージさせることができます。見る人をリラックスさせ、豊かさを感じさせることができるので、健康、医療、リラクゼーション関連の企業に合っています。そして、責任感をアピールしたい時には黒がぴったりです。研究機関や品質が問われるメーカーなどで使用すると効果が高い色です。紫なら、気品や高級感をアピールすることができます。美容関連企業、ファッションブランドなどにマッチする色だといえます。
色別の印象まとめ
では、ここで、代表的な色が持つイメージをご紹介します。
- 赤…力強さ、情熱的、活動的
- オレンジ…活力、自信
- 黄色…元気、好奇心、注意喚起
- 黄緑…若々しさ、希望
- 緑…安心、安全、信頼
- 水色…さわやかさ、知性
- 青…信頼、知性、誠実
- 紫…気品、威厳、神秘
- ピンク…女性的、優しさ、愛情
- 黒…専門性、知識の高さ
演出したいイメージに合わせて意識的に色を取り入れてみてください。
動画の意図に合った色を選ぼう
色の持つ効果をいくつかご紹介しましたが、色は、深層心理に働きかけてさまざまな影響をもたらしてくれます。同じテーマの動画でも、メインに使用する色を変えるだけで、見る人が受ける印象は大きく変わってしまいます。
もしも色の選択を誤れば、意図したイメージがいまひとつ伝わらない…といったことも十分に起こり得ます。動画制作の際は色の効果を取り入れて、見る人に意図したイメージを上手く伝えましょう。
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