動画制作にも当てはまる《ピーク・エンドの法則》で印象に残る映像を作ろう!
社員総会のなかでも大きな役割を持つのが動画。オープニングやエンディング、表彰式中に上映すれば多くの社員に感動を与え、「これからも、この会社で働いていこう!」と思わせられます。今回は、感動的な動画作りに役立つ「ピーク・エンドの法則」についてご紹介します。
ピーク・エンドの法則とは…?
ピーク・エンドの法則は、ノーベル経済学賞受賞者であるダニエル・カーネマンが1999年に提唱した「あらゆる経験の良し悪しの記憶は、そのほとんどがピーク時と終了時の良し悪しの度合いで決まる」というもの。
つまり、社員総会で上映する動画も、クライマックスとエンディングでどれだけ感動させられるか?ということがポイントになってきます。逆にいえば、途中でどんなに素晴らしいエピソードを入れても、ラストがさっぱりしていたら印象に残らない残念な動画になってしまうということです。
社員一人ひとりの心に残る動画を作りたいなら、クライマックスとエンディングに特に力を入れると良いでしょう。
エンディングを印象的に仕上げる
ここでは、特に動画のエンディングの作り方のポイントを解説していきます。
動画の導入部分では、社員たちに共感を持ってもらえるように、自信のない主人公を描くことが多いかもしれません。でも、ストーリーのなかで数々の問題を解決し、成長した主人公が、ラストでは堂々とした振る舞いで働く姿を印象付けることが大切です。
ストーリー展開も、動画のラストの部分で印象を残すためには終盤がスピーディな展開で終わるものではNGです。エンディングに至るプロセスは丁寧に描くことを意識しましょう。
たとえば、エンディングで主人公がとった行動の裏にある心理を描いたり、導入部分で起こったできごとを回想シーンで盛り込んだり、主人公が「どうしてそのように変化したのか?」が見る側に無理なく理解できるように必要な情報を漏らさず入れていきます。
「もっと続きが見たい…!」と思わせるエンディングに
動画のエンディングの作り方については、もう1点、ポイントがあります。
それは、「もっとこの動画を見ていたい」「続きを知りたい」と思わせるような、継続性を感じさせるラストにすること。>ただ、「もっと見ていたい」という欲をかき立てるには、ラストにだけ力を入れてもだめなので、全体のクオリティが一定レベルを超えているという前提のうえでの話になります。
最後に「続きはそれぞれの日常の中にある」といったメッセージを残すのもおすすめです。動画を見ている社員の「日常」と動画のなかの「日常」が重なり、「自分も主人公のように頑張ろう!」とモチベーションを高めることができます。
ラストシーンをまず決めてしまい、「このゴールに向かってストーリーを進めるにはどんなエピソードが必要か?」と逆算して作っていくという方法もあります。ピーク・エンドの法則をいかし、社員のモチベーションを上げるような動画を制作してみてはいかがでしょうか。
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