
宮田 孝三
事業統括部長/ゼネラルマネージャー
クリエイティブディレクター
新卒で入社したCM制作会社に25年間勤務。就職後はプロダクションでCMディレクターを担当。MAX PRODUCEのことは創業時から知っていた。前職の会社の経営に注力するか、演出家を続ける道を模索するのか悩む。その中で相談したのがMAXの桑原だった。以前から声をかけられており、自分を必要としていること、価値観が合ったことから、MAXで映像制作やイベントの演出をする道を選ぶ。
MAXに入社後はイベントで使用する映像を演出するだけでなく、イベント全体のコンセプト設計・構成にも携わる。インナーイベントであれば、メッセージを送るのはCMのようにマスではなく、社内なので、会社の状態、次にどうなっていくかなどヒアリングを繰り返し、コンセプチュアルな映像を作る。見る人を「釘付けにしたい」。
自分が社員なら、総会に参加した際、どういうオープニング映像なら心にぐっと響くか、という視点でジャッジをするようにしている。
オープニング映像でイベントの空気を作る。
その一瞬で、会場の心をひとつにする。
オープニング映像で
イベントの空気を作る。
その一瞬で、
会場の心をひとつにする。

MAX PRODUCEが依頼をいただくことが多いのが社員総会です。社員総会の流れは、オープニング映像があり、社長が登場し、スピーチをして、表彰があって、というもの。そのオープニング映像は、最初に会場の空気感を作る役割があります。その会の全体のテーマに沿って作った映像によって人の気持ちを「耕す」のです。いよいよ始まるぞ、自分たちは今まで頑張ってきたよな、と気持ちが耕されたところで社長が登場する。ぎゅっとみんなが同じ気持ちになる。イベントにとってすごく大事な瞬間です。
最初に打ち合わせが始まってから、イベント当日にオープニング映像が流れた時の空気感も想像しながら、終わるまでのシナリオを書く。聞いて材料を揃えて、こういう気持ちで作って、結果ここに行き着きたいというところまで一緒に作る。それを含めての映像制作だという捉え方でやっています。
イベントを作るにあたって大切にしているのは冒頭の部分です。単なるオープニングではなく、お客様の心に入り込んで引き出す。その時間帯の空気感も含め、企業にとって大切な瞬間を作りたいと思っています。
会社の歴史を振り返るオープニング映像というのもありますが、単に歴史を紹介するようなことはしません。企業の歴史には意味があると思うんですね。ただ、これがあったね、あれがあったよねということだけではなくて、その出来事に何の意味があったのか。だから今があって未来はこうなっていく、という意味付けを僕ならしますし、クライアント様にそうお伝えします。
伴走し、共創する。
想像以上の未来を、
一緒に作りましょう。

私が映像ディレクターとして広告業界で働いていた時は、賞を獲得すると名前が売れて、次の仕事が来るというサイクルでした。賞レースも大事なんですけど、今はそれよりも目の前の人とどう仕事をするかということが大事だと思っています。
MAXは直クライアントがほとんどなので、直接想いを聞ける。聞くことによって、本質的に喜んでもらえる表現ができる。そんな中で自分自身、人間力が培われていくことが感じられます。それがMAXの魅力的なところです。MAX PRODUCEの掲げる「共創=Co-creation」とは、関係するあらゆる人々と一緒に作り上げていくこと、共にいろんな困難や大きな仕事を乗り越えていくことです。イベント自体が目的ではなくて、イベントをきっかけに企業が成長することを目指しています。
そういった思いで企業のビジョンや課題を理解して寄り添い、最適な方法を提案するのが私たちの仕事です。