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株主総会
2020/01/23

【株主総会】議事進行のシナリオ~使える文例集~

    株主総会は、ステークホルダーが一堂に介して、会社の業績をはじめ、さまざまな重要事項を審議していく大切な場です。したがって、その議事進行はとても重要になります。

    株主総会では、社長が議長を担うケースが多いです。ベテランの社長さんは堂に入った進行をなさいますが、しかし、初めての株主総会である場合は、とても緊張するものです。

    そこで今回は、株主総会でそのまま使える議事進行のシナリオをご用意しました。

    標準的な株主総会の進行例はコレ!

    標準的な株主総会の進行を確認していきましょう。

    標準的な株主総会の進行例はコレ!

    具体的に、各プログラムの進行シナリオは次のセクションから紹介していきます。

    各プログラムでの進行シナリオはこれを使おう!

    【1.会議成立の確認】

    「本総会におけますご出席株主数、ならびに、その株式数をご報告申し上げます。
    本総会におきまして、議決権を有する株主数は○○○名、その議決権株式数は○○○○株でございます。本総会にご出席の株主数は、委任状をご提出いただきました方を含め○○○名、その議決権株式数は○○○○株でございます。
    従いまして、定足数の定めのある各議案を審議するために必要な定足数を満たしております。」

     

    【2.開会の言葉】

    「ただいまより、第○○期定時株主総会を開会いたします。
    本日の会議の目的事項といたしまして、お手元の書類に記載してあります通り本総会に提出いたします。
    また、議事の秩序を保ちますため、ご発言につきましては、議長の指示に従ってなされますようお願い申し上げます。」

     

    【3.会長挨拶】

    (会長による挨拶をしていただきます)

     

    【4.議長選出】

    「社長の○○でございます。本日は、お忙しいところ本総会にご出席いただきまして、誠にありがとうございます。定款第○○条の定めによりまして、私が議長を務めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。」

     

    【5.議事】

     

    ■令和○○年度(昨年度) 事業報告

    「それでは、令和○年○月○日から令和○年○月○日までの第●期の事業報告について、その概要をご報告申し上げます。
    なお、事業報告は、お手許の招集通知の××ページから××ページに記載している通りでございます。
    事業報告および計算書類の概要については、議長である私に代わって、当社執行役員の○○よりご報告申し上げます。」

     

    ■令和○○年度(昨年度) 会計決算報告

    「それでは、令和○年○月○日から令和○年○月○日までの第●期の会計決算報告についてご報告申し上げます。お手元の「第●期会計決算書」をご覧ください。
    その概略につきまして、ご説明申し上げます。」
    (説明をする)

     

    ■会計監査報告

    「第●期会計決算書につきまして、監査役会より監査報告をお願いいたします。△△監査役、どうぞ。」

     

    ■令和●●年度(今年度)事業計画案審議

    「続いて、令和●●年度事業計画案審議に入ります。事業計画案について◯◯(理事長)から説明いたします。」

    (理事長からの説明)

    「議案の審議に入る前に審議を円滑に進めるため、皆さんにあらかじめお願いがあります。
    それは審議の中で発言を求める時は挙手をし、出席票の番号と氏名を告げて議長の許可を得てから発言をしてください。
    では議案の審議に入ります。
    さきほどの理事長の説明について質問がありませんか。」

     

    <質問が出た場合>

    (挙手している人を指し示して)「そちらの株主様、出席票の番号と名前をおっしゃってください。」

    (株主が出席票番号と氏名を答える)

    「○○様、ご質問をどうぞ。」

    (株主からの質問)

    「ただいまのご質問にお答えいたします。」(回答を述べる)「以上ご説明申し上げました。」

     

    <質問が出なかった場合>

    「ご質問がございませんので、議案の採決に移らせていただきます。
    令和●●年度(今年度)事業計画案の採決をいたします。原案にご異議ございませんか。」

    (株主)(異議ありません)(拍手)

    「ありがとうございました。過半数のご賛同を得ましたので、本議案は原案通り承認可決されました。」

     

    ■令和●●年度(今年度)会計予算案審議

    「続いて、令和●●年度会計予算案審議に入ります。会計予算案審議について理事長から説明いたします。」

    ※以下、事業計画案審議と同様

     

    【6.議長解任】

    「皆様のご協力で○○○○株式会社の令和○○年度総会を無事に終了することができました。
    これをもって議長の任を解かせていただきます。ご協力ありがとうございました。」

     

    【7.閉会の言葉】

    「以上をもちまして本日の会議の目的事項はすべて終了しましたので、本総会は閉会といたします。
    ご審議いただき、ありがとうございました。

    本日はご多忙の中、○○○○株式会社の令和○○年度総会にご臨席を賜りまして、誠にありがとうございました。」

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    株主総会は、このような流れで議事進行を行っていくと、スムーズに進行することができるかと思います。

    株主総会は、他のイベントと比べより緻密な「進行」や「来場者の誘導計画」が重要になってきます。
    株主総会の準備でお困りでしたら、軽いお気持ちでお問い合わせいただけますと幸いです。

    株主総会についてもっと詳しく述べたページはこちらからご覧いただけます。

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